ベンチャー企業の1億円の壁、5億円の壁、10億円の壁とは
- 挑戦を続けること
- 2022/1/6
- 2022/6/30
スタートアップからベンチャー企業が成長していく過程には、様々な壁にぶつかります。
それは、事業規模、社員数、利益規模等、見る角度はいくつかありますが、ここでは、わかりやすくイメージできるようあえて売上規模、1億、5億、10億と表現をしています。私の経験上、30億円規模くらいまでは当てはまるケースもあります。
この売上規模の経営者の方々、こんな課題を抱えてはいないでしょうか。
もし抱えている内容が当てはまるようであれば、次のステージへ上がる為に具体的に課題を解決していく必要があります。
■１億円の壁
・商品やサービスの売れ方にムラがある。
・売上があがっても諸々差し引くと利益が残らない。
・創業から資金が回り方が不安定が続いている。
・社長だけが忙しく労働集約型になっている。
・人の採用に躊躇している。
・1億円の壁が遠く感じる。
■５億円の壁
・良い人材が採用できず、社員が定着しにくい。入れ替わりが激しい。
・組織がうまくまとまっていない。組織図が明確ではない。
・評価制度、賃金規定、社内規定の明確な準備ができていない。
・社長の頑張りだけでは売上が伸びなくなっている。
・マーケティングにかける時間を疎かにしている。予算をかけれていない。
・既存事業だよりになっている。新規事業の立ち上げがうまくできない。
・社長の経費の使い方が明確でない。
■１０億円以上（１０億円からの）の壁
・売上が伸び悩み、横ばいが続いている。または売上の変動が激しい。
・経営幹部、社長の右腕、左腕の人材が育ち切っていない。
・古参社員が増え平均年齢が上がっている。文化がマンネリ化、新しい風を感じない。
・会議で発言するのは社長ばかりになりがち。
・社長が成長戦略より節約のことばかり気にしている。
・売上が属人的になっていて仕組化ができていない。
・攻めと守りのバランス悪く、守りが先行し大企業病のようになっている。
壁を突破するための策の話を追々、書いていきたいと思います。
速水祐法